- 実体験ーネットワークビジネスに誘われたお話
- 私の感じたこと
- どう対応すべきか
このブログでは、旅をしながら暮らすことを掲げています。
私は、プライベートでも、「旅行をしながら暮らしたいなあ〜」「そのためにお金や時間が欲しいなあ〜」と言っていますが、誰に対してでも(特に、初対面の人に対して)言いふらしてしまうことは危険であると感じたため、このブログを読む皆さんに同じ失敗を経験して欲しくなくて、この記事を書いています。
- ことの経緯
- 出会い
- 出会いの後の連絡手段や頻度
- 当日の会話
- 1.出会い
インターネットで募集していたカフェ会なるものに参加して出会いました。
都内某駅の近くのカフェで、インターネット等で募集されている色々な集まりが開かれています。参加者は、お友達や異性を探すなど色々な目的で参加される方が多いようです。
私の参加したカフェ会では、当日は、10名程度が参加。5人ずつの2テーブルに分かれて、簡単な自己紹介と雑談を30分程度×2回実施し、LINEを交換しました。
その時の会話は、色々な人の趣味を聞く事ができたり、仕事の内容やどういう思いで仕事をしているのかを聞く事ができたりして、そこそこ楽しめました笑
なお、参加費は、1千円も行かない程度でした(しかも初回は無料でした)。
- 2.出会いの後の連絡手段や頻度
当日終わって、1時間後にお相手からLINEにて連絡をいただき、こちらも好印象で趣味も合いそうな仲間でしたので、返信。
「また、お茶をしましょう」とのことでしたので、色々と調整をして、1週間後の昼間にカフェで落ち合うことになりました。
LINEの頻度としては、こちらも、仕事等があったので、1日に1〜2往復程度で、日時を決めました。
場所は、お相手から指定してきましたが、大手チェーン店のカフェでしたので、一安心。😌
- 3.当日の会話
2人で会うことになった当日は、カフェの店内にて13時からの待ち合わせでした。
まずは、当たり障りなくお仕事の会話などから、徐々に共通の趣味の旅や世界遺産、おすすめの料理屋などグルメのお話しをして、1時間程度楽しく過ごしました。
その途中では、「資産運用はやっていますか?」であったり、「自分は2年間かけて全国を旅した」(時間的な自由があることのPR?)であったりというような話を振られました。
話題は移り、「肌が綺麗」であったり、「老後に健康が保てなくなったら旅できないから健康に気をつけている」などと相手の方が語りだして、「いつまでも若々しくいたくない?」というように健康食品を勧められることになりました。
これに加えて、この健康食品は、ネットワークで売っているというような話をされ、権利収入のためにみんな始めているという内容を交えつつ、セミナーに一緒に参加しないかと言われました。
私は、やんわりとですが、きちんと「興味がない」ことを伝えて断りましたが、この話が1時間程度続きました(30分程度相手の営業トーク+別の話題に戻っても、権利収入が欲しくないかと時々挟んでくる)。
- 時間の無駄になった
- 権利収入とはいうものの、こういう営業活動は労働ではないか
- 人に求められないことや絶対に必要とされる訳ではないことを広めることは大変
- 時間の無駄になった
せっかくの休日のお昼の時間を、無駄にされてしまったのは残念です。
その話が出た時から、「どう断ろうかなあ」と考えていて、別れた後も、「次にこんな目に遭わないためにはどうしたら良いかな」などと悩んでしまいました。
もちろん、その方のお人柄は大変良かったですが、このままグルメなどの観点からお付き合いしても、言いくるめられる危険があるかなと思います。
- 権利収入とはいうものの、こういう営業活動は労働ではないか
やけに不労所得である旨を伝えていただきましたが、このように人を誘う活動は、営業活動そのものであり、労働ではないかとの不信感が拭えませんでした。
仮に、自分がやることになっても、こうやって、色々な方をお誘いするのに、時間もお金も使うことになるのだと思いました。お相手の例で言っても、1回目のカフェ会で集客→2回目の時間を取り付ける→2回目に2人であう時間をとる、と労力がかかっていると思います。
もちろん、ある程度円滑に進めてしまったり、自分が誘った人がまた誘うように仕組み化して規模を拡大してしまえば、不労所得に近くなるのでしょうが・・・。
- 人に求められないことや絶対に必要とされる訳ではないことを広めるのは大変
どんなモノやサービスの販売や営業でもそうだとは思いますが、やはり、「他人が絶対に必要である」と感じていないことを買ってもらったり、広めたりしていくことは大変だなあという気持ちです。
私は、人事関係のお仕事をしているので、営業の苦労については、100%分かるとは言えません。しかし、電気や水道などのインフラ、食品などの絶対に必要であるモノやサービスを販売するのと、「あれば生活が豊かになるな」という程度の必要性しかないものを販売するのとでは、苦労が異なるように思います。
さらに、ネットワークビジネスは、胡散臭さから、周りに敬遠されがちなので、お相手は、より一層苦労しているのではないのかなあ、などと感じました。
私なりに、こうならないための教訓を考えてみましたので、皆さんとシェアします。
- 最大限の警戒をする(こういう活動に誘われるのがデフォルト。良い人に会えればラッキーくらいの気持ちで)
- 会う場所は、事前にチェーン店かよく知っている店を指定
- 初めのうちは、自分の所属団体や住所など固有名詞を出さない
- 自分の弱みを出さない
- 安易に、「楽して稼ぎたい」「自由な時間が欲しい」などと語らない(相手に、そこを使って誘われる要因になる)
- 明確に断る
- もし、セミナー等に誘われても、後日は会わない(他の人が出てくる可能性→対処しづらい)
- 理由を作らずに断る(理由を言うと、その理由に対して大丈夫だと説得される可能性がある)
- 最大限の警戒をする(こういう活動に誘われるのがデフォルト。良い人に会えればラッキーくらいの気持ちで)
まず、会う場所は、事前に指定しておき、よく知っている店かチェーン店などにしましょう。お店とグルで誘われたり、ネットワークビジネスでなくとも、お店自体がぼったくりを行う可能性もあります。
次に、自分の周辺に関わる情報(所属している会社や学校、住んでいる場所など)はなるべく話題に出さないようにしましょう。うまくいかなかった時に、恨まれてトラブルに巻き込まれるのを防ぐためです。
上記のようなことを守り、警戒をすべきであると実感しました。警戒を緩めるのは、相手がきちんと信頼できると見定められるまでーーー目安としては、3回程度は会わないとダメではないかと思います(もし、相手がお金を巻き上げたいというような意図を持っているのであれば、1回で誘えるような時間的にコストパフォーマンスの良い人を誘うはず)。
- 自分の弱みを出さない
安易に、「楽して稼ぎたい」「自由な時間が欲しい」などと言わないことも大事だと思います。
なぜなら、相手は、そのような自分の欲望に訴えかけるように、「いい話があるよ」とストーリーを展開しやすいからです。
逆に、自分の口から1回出てしまったものだと、相手からこのようなことを言われた時に断るのも苦しくなります。
- 明確に断る
仮に、セミナーなどに誘われた場合には、明確に断りましょう。
セミナーなどでは、相手にもう一度誘うチャンスを与えてしまうことになりかねませんし、他のメンバーも出てきてより大人数で誘われるかも知れません。
ただし、喧嘩腰に断ることは、相手が感情的になることを防ぐために控えましょう。
まとめ
この経験を共有することで、皆さんが同じような目に遭わないように行動する一助となれば嬉しいです。