毎日の家事の中でも、かなりのウェイトを占める「洗濯」。特に子どもが成長したり、ライフスタイルが変わったりすると、驚くほど洗濯物の量が増えて干すだけでも一苦労ですよね。
もちろん外干し(自然乾燥)が一番お金はかかりませんが、「雨の日は乾かない」「花粉や粉塵が気になる」といった悩みもつきもの。そこで室内での乾燥を検討するわけですが、気になるのが「電気代」です。
「浴室乾燥機」と「ドラム式洗濯機の乾燥機能」、一体どちらを使うのが家計に優しく、そして日々の時短に繋がるのでしょうか?
この記事では、それぞれの1ヵ月あたりの電気代を徹底比較し、どちらを選ぶべきかの結論をズバリお伝えします!
【賃貸ドラム式の悲劇】搬入失敗~機種選定までのリアル
電気代比較に入る前に、絶対に伝えておきたい話があります。それは、賃貸住宅でドラム式洗濯機を導入する人が、最初に直面する『搬入できるか?』問題です。
実は筆者、ドラム式洗濯機の購入で 「搬入当日キャンセル」 という悲劇を経験しました。出張費の3,300円だけが手元から消え、本体は1台も入らない。そんな失敗を経て、最終的にたどり着いたのが パナソニックの NA-SD10UBL です。この章では、その「失敗→着地」までのリアルを共有します。
当初は日立 BD-STX130ML を選んだが、洗面所の扉で立ち往生…
家電店の店頭で機能・容量・価格を比較し、最初に「これだ!」と決めて購入したのは、日立の BD-STX130ML。ヒートリサイクル乾燥と大容量11kgで評判の高い人気機種です。
ところが搬入当日。配送業者の方が玄関から運び込み、廊下を通り、洗面所の前まで来たところで洗面所の扉に引っかかって動かなくなったのです。
業者の方も「これ以上はムリですね…」と苦笑い。20分ほど粘っても本体が通らず、最終的にその場でキャンセルすることに。出張費の3,300円だけを支払い、本体は引き取られていきました。せっかくの導入日が、丸ごと失敗のスタートに変わった瞬間でした。
【教訓】賃貸ドラム式は「搬入経路」を事前にメジャー1本で必ず測れ
この失敗の原因は明白で、事前に搬入経路の寸法を測っていなかったこと。これからドラム式を検討する人は、購入前に必ず以下のサイズをチェックしてください。
- 玄関ドアの開口幅・高さ
- 廊下の最も狭い箇所の幅(手すり・配電盤の出っ張りも含めて)
- 洗面所・脱衣所の扉の幅と高さ(特にここが盲点)
- 設置場所(防水パン)の内寸と本体外寸の余白
- 給水栓の位置と本体上端の高さ

必要なのは300円程度の5メートル巻きメジャー1本だけ。これを怠ると、3,300円の出張費+丸1日の予定が泡になります。
代替機選定:パナソニック NA-SD10UBL(賃貸対応のスリム×自動投入)
BD-STX130ML がダメになった翌週、改めて寸法を測り直し、洗面所扉の幅・廊下幅に確実に収まるサイズを最優先で再選定しました。そこで見つかったのが パナソニックの NA-SD10UBL。
- 洗濯10kg/乾燥5kg のスリムボディ(賃貸の洗面所にも入る幅)
- ヒーター乾燥(排気タイプ)で日々の乾燥は十分な性能
- 左開きで賃貸キッチンとの動線も合いやすい
結果、こちらは無事に洗面所の扉を通り、防水パンにスポッと収まりました。搬入当日に2台目で成功した瞬間の安堵感は、今でも忘れられません。
【最大の決断】温水(NA-SD10HBL)vs 自動投入(NA-SD10UBL)。なぜ後者を選んだか
実はパナソニックのSDシリーズには、同サイズで「Hタイプ(NA-SD10HBL)= 温水洗浄機能あり」のモデルもあります。価格は若干上がりますが、温水で黄ばみ・皮脂汚れを落とせる魅力的なモデル。
悩んだ末に、我が家が選んだのは 「Uタイプ(NA-SD10UBL)= 洗剤と柔軟剤のダブル自動投入機能搭載」でした。
なぜ温水よりも自動投入を取ったのか
- 「家事の完全自動化」が最大の価値:ボタン1つで、洗剤・柔軟剤を計らず入れずに洗濯が完了する。共働き+子育てで「考える家事」を1つでも減らしたかった
- 温水機能は冬の数か月限定の恩恵だが、自動投入は365日毎日効く。レバレッジが効くのは後者
- 洗剤詰め替えのストレスが激減:タンクに大容量補充するだけで2〜3週間もつ。子供の急なオムツ替えで手が離せない時にも、洗剤を計る必要がない
- 洗剤の使いすぎ防止 = ランニングコスト削減:自動投入は適量を厳密に計るため、結果的に洗剤代も下がる
「家電は、機能を増やすほどに、家事を減らすロジックの方が高い満足度を生む」というのが、我が家の結論でした。温水=洗浄力強化、自動投入=家事工程削減。同じ予算なら、効くタイミングが多い方を選ぶのが正解です。
機種選定の話はここまで。次は、本題の「ドラム式洗濯機 vs 浴室乾燥機の電気代」を具体的な数字で見ていきましょう。
【結論】ドラム式洗濯機です!
まずは結論からお伝えします。
毎日の電気代を賢く節約しつつ、洗濯をラクにしたいなら、圧倒的に「ドラム式洗濯機の乾燥機能」を使うのがお得です。
ざっくり計算しただけでも、浴室乾燥と比べて月に約4,000円もの差が出ることが分かりました。なぜこれほどまでに差が開くのか、具体的なシミュレーションを見ていきましょう。
※ 外干し(自然乾燥)が最も電気代がかからないことは想像できますが、下のような心配があるため、室内で乾燥させることを検討する方もいらっしゃると思います。
- 雨に濡れる😅
- 風で洗濯物が飛んでいく😥
- 外の粉塵・花粉やタバコの煙で汚れる😰
前提
1人1日あたりの洗濯物の量は、1.5Kg程度と言われています。
今回の電気代を検討する前提は、3.0Kgとしてみます(単身世帯で2日に1回、または夫婦のみの世帯で1日に1回程度を想定します)。
1人1日あたりの洗濯物の量の内訳
- ワイシャツ× 1枚:200g
- 長袖肌着× 1枚:130g
- 下着(パンツ)× 1枚:80g
- パンツ(ズボン)× 1枚:400g
- タオル× 2枚:70g
- 靴下× 1足:50g
- パジャマ× 上下1着:500g
合計:1,430g (約1.5Kg)
また、乾燥方法は、浴室乾燥とドラム式洗濯機の2つで、電気代のみでの比較とします。
実際に使うためには、浴室乾燥の機能がある物件へ引越す費用だったり、ドラム式洗濯機を新たに購入する本体価格だったり、追加で発生するものもありますが、どちらも揃っているものとします。
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使う場合
ー 1ヵ月あたり1,056円
内訳
- 1時間あたり35.2円
- 1日あたり1時間稼働で35.2円(=35.2円× 1時間)
- 1ヵ月(30日間)あたり1,056円(=35.2円× 30日間)
※洗濯時の電気代は別に発生しますが、浴室乾燥を使う場合にも洗濯機を稼働する電気代が別にあるため同一条件となっています
1時間あたりの金額(=消費電力量)が浴室乾燥に比べて少なく、かつ、乾燥が効率的で短い時間で済むため、浴室乾燥に比べて1ヵ月あたりの電気代が5分の1程度と見込まれます。
浴室乾燥を使う場合
ー 1ヵ月あたり5,580円
内訳
- 1時間あたり46.5円
- 1日あたり4時間稼働で186円(=46.5円× 4時間)
- 1ヵ月(30日間)あたり5,580円(=186円× 30日間)
我が家では通常の電気代が1ヵ月あたり5千円なので、追加でもう1ヵ月分かかると考えると結構高額です・・・😂
※一般的に、浴室乾燥の消費電力量はドライヤーと同じくらいと言われています。
ドライヤーをずっとつけっぱなしだと電気代も嵩むと納得・・・🧐
ちなみに、浴室乾燥の電気代を少しでも節約するためには、以下のことに取り組むと良いと言われています。
- 浴室乾燥機のフィルターを清掃する(風量を落とさないため)
- 入浴直後を避ける(お風呂の床や天井に付いた余分な水分を乾燥させる時間を短縮するため)
- サーキュレーターや扇風機を併用する(空気の循環が生まれ、乾燥させる時間を短縮するため)
浴室乾燥機のデフォルト時間を見直すのも電気代を節約するコツです!
筆者は、
乾燥時間のデフォルト=「8時間」に設定していましたが、
この記事を書くにあたり
乾燥時間=「4~6時間」で充分だと気づきました😊
まとめ
ドラム式洗濯機の乾燥機能:1ヵ月あたり1,056円
浴室乾燥:1ヵ月あたり5,580円
もちろん、細かくは、使っている機種によるとは思います。ここではざっくりと、ドラム式洗濯機の方が浴室乾燥よりも、4,000円/月ほど安くなる可能性があるということが分かりました。
他にも、部屋干しで除湿機を使う方が安価など、極めれば方法はあると思います。
もし、これからドラム式洗濯機を揃えるならば、本体価格が20万円とすると、約50ヵ月(=200,000円÷4,000円/月)、つまり4年2ヵ月ほどで本体価格を賄えるということですね。
今回考慮していませんが、浴室乾燥するために水洗い洗濯後にハンガーで干すなどの手間やそもそも水洗い洗濯機はいずれにしても必要であることを考えると、悪くない選択だと思います。
我が家では、太陽にあたることで除菌されているという理論(自説)のもと、外干しが好きなので手に入れるにはもう少しメリットが必要そうです笑🤣
【後日談】ドラム式洗濯機購入しました!外干しの時間節約の効果は絶大!
赤ちゃんも産まれ、毎日外干しするための時間が取れない(※ 赤ちゃんが泣いてしまい、付き添いが必要)ため、ドラム式洗濯機に任せることにしました✨
実際に導入してみて分かったのは、電気代が安いこと以上に、「洗濯物を干す・取り込む」という名もなき家事から解放されたことの価値です。
浮いた時間を家族と過ごす時間や、自分のための時間にあてられるようになり、まさに「時間をお金で買った」と実感しています。
賃貸住宅で洗濯機置き場が狭く、他の製品は、配送当日に泣く泣く返品となりましたが、
こちらの商品は無事に置くことができました☺️
サーキュレーターは無印良品がおすすめ
雨が降ってどうしても外干しができない時・・・
無印良品のサーキュレーター(360度首振り)を使うことが可能です。
無印良品のサーキュレーターは、360度首振り機能付きなので、浴室はもちろん、部屋のどこに洗濯物を干しても、自由な角度から風を当てられます。
例えば、L字型の室内干しや、部屋の隅に突っ張り棒で干しているご家庭でも、首振りを調整することでムラなく風を当てることができます。
風の向きを自由に変えられるおかげで、「部屋干しで風がうまく当たらず乾きにくい…」という悩みが解消すると思います。
洗濯物を早く乾かすには、浴室乾燥(除湿機)に加えて「風のコントロール」がとても重要なので、首振り機能付きのサーキュレーターは意外と侮れないアイテムです。
\これがあるだけで乾燥効率アップ/
浴室乾燥(除湿機)の性能を最大限に引き出すには、風の流れをつくることがとても大事です。
無印良品のサーキュレーターでは、様々な角度からしっかり風を届けてくれます。
子育て世代への、他のおすすめ家電は、こちら!
ドラム式洗濯機と合わせて使うことで「時間を買う→その時間で満足度の高い生活を送る」を実感できます。
【究極の節約】洗濯機を買い替えなくてもできる、電気代の根本見直し
ここまで読んで、「ドラム式が圧倒的にお得とは分かったけど、いきなり20万円の買い替えは難しい…」「もう浴室乾燥機しか選択肢がない…」という方も多いはず。
実は、洗濯機や家電を買い替えずに、契約条件次第では月数百円〜数千円の電気代を削減できる可能性がある方法があります。それが 電力会社の見直し(新電力への切り替え) です。
- 電力会社を見直すことで、現契約・使用量・地域条件次第では支払額が下がる場合がある
- 解約金がかからないプランも多く、短期解約のハードルは比較的低い(※市場連動型プランは燃料費の変動に注意)
- 引っ越し不要・家電そのまま・申し込み数分で完了
「自分の家ならいくら下がるか」を一括で見られる比較サービスを使うのが最も効率的。シミュレーションは無料、契約まで進める義務もありません。「いくらお得か」を見るだけでも価値があります。
家電を買い替えた・使い方を工夫した…その次に効くのが、電力会社の料金プラン見直しです。ドラム式の乾燥は電気使用量が大きいため、契約プラン次第で 年間で数千円〜数万円の差 が出ることもあります。
- ✅ 入力3分・診断は無料(郵便番号と毎月の電気代だけ)
- ✅ 工事不要・停電なし(既存契約の解約手続きも自動でOK)
- ✅ 国内最大級の比較サイトで、自分の地域で最適プランが分かる
- ✅ 賃貸・持ち家どちらでも申込可能
ドラム式洗濯機の買い替えは大きな決断ですが、電力会社の比較は5分で完了する小さなアクション。まずはこちらから始めるのが、「家事ストレスを増やさずに電気代を下げる」最短ルートです。
あわせて読みたい:時短家電・AI 完全ガイド
時短家電・AIで「時間を買う」考え方を、テーマ全体で知りたい方へ。我が家が実際に投資した家電・ガジェットの完全ガイドはこちらにまとめています。
