旅の資金の作り方〜投資編〜

この記事の内容
  • 旅行資金を貯めるために稼ぐ方法ー投資編
  • 投資に対する私の考え方
  • 実践の仕方

旅行資金を貯めるために稼ぐ方法ー投資編

旅行資金を貯めるには、「節約」ともう一つ、「稼ぐ」という方法をお伝えしました。

以前の記事では、「安全で損することは無い」という意味で、ポイントを稼いで(貯めて)いきましょうというお話をしました。

旅の資金の作り方旅の資金の作り方

今回は、投資という方法もご紹介します。投資には、リスクがあることは確実なので、実践しなくても全然構わないと思っていますが、「何も知らないで遠ざける」のと、「知った上で選択しない」のとでは全く異なると思います。

投資に対する私の考え方

この記事では、投資に対する私の考え方を紹介します。

注意

あくまでも、筆者の個人的な考えを紹介する事が趣旨であるため、結果を保証するものではありません。

投資を実施する際は、ご自身でしっかりと判断を行なった上でお願いします。

  • 投資は、必ずしも危険なものではない
  • むしろ、世界経済の成長に合わせて、自分の財産も成長できる(=増える)事が期待できる
  • 投資は、必ずしも危険なものではない

まず、投資を必ずしも危険なものとは考えていません。

確かに、他人に言われるまま、株式を購入したり、マンションを購入したりすることは危険です。

世の中には、自身の儲けを最大化しようと考えている人もいるためです。こんな人に言い含められてしまえば、借金まで背負って返せない・・・ということにもなるため、絶対に自分の頭で判断するようにしましょう。

言い換えると、(1)危険な投資、と(2)自身が納得した上でやってみる価値がある(その結果、数十年という単位で右肩上がりの)投資とがあります。

なお、(2)については、個人的に成果の再現性がある必要があると考えています(だからこそ、これに沿うのではないかと考える内容を記事にしています)。

私たちが「投資は危険」と感じる時、何を持って危険であると判断しているのでしょうか?

私が思うに、例えば、「100万円の株式を買ってから、1年後に95万円まで減ってしまった!」というように、マイナスとなってしまうことが危険であると感じる所以でしょうか?

結論から言えば、これは避けることができません!笑(^_^;)

私が投資を危険なものと考えていないと言った時、「1〜2年程度ではマイナスになることもあるが、20〜30年程度時間をかけるとマイナスにならない」というエビデンスから導かれた結論であります。

下の図をご覧ください。これは、東京証券取引所第1部上場企業(いわゆる、東証1部上場企業というわけですね。2004年時点で約1,600社あったようです。)の全てにマルっと投資した結果をグラフにしたものです。

1年の投資期間では、最も結果が良い場合には、+72.1%分増える(100万円が1年後に172.1万円になるということ!)一方で、最も結果が悪い場合には、−24.8%分減る(100万円が1年後に75.2万円になるということ!)というデータがあります。

長期投資での効果。20〜30年程度持ち続ければ、最低の場合でもプラスの成果が出ている。
【出典】一般社団法人投資信託協会「第3回 長期投資のメリットとは」https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/specialist/vol-03/

これを見る限り、投資に躊躇してしまう気持ちは分かります。なぜなら、1年後に、25万円近く減るという危険性があるわけですから!

しかし、「20年投資」の箇所をご覧いただきたいのですが、20年間投資を継続すると、最低の成果でも、年4.4%ずつ成長していた事が分かります。これは複利計算なので、100万円が20年後には、約236万円になっているというわけです(100万円×1.044×1.044×1.044・・・(これを20回繰り返す)=100万円×1.04420)。

最低のケースでも、この結果です。プラスとなっているというデータがあるのは心強いですね。(・∀・)

つまり、20年程度の時間をかければ、これまでのデータでは投資が成功しているということになります。

この結果から、私は、投資が必ずしも危険とは考えていないのです。

ただし、20年間ずっと投資を続けなければならない点は注意が必要です。なぜなら、仮に100万円を投資すると決断した場合、この100万円は、他に車を買ったり、海外旅行に行ったりするために使うことができないからです。

投資というのも、お金の使い道の一つです。ここでも、自分の価値観に照らして、何から優先的にお金を使っていくべきか考える必要があると思います。

参考

優先順位の明確化について述べた記事はこちら

節約のために必要な考え方節約のために必要な考え方
  • むしろ、世界経済の成長に合わせて、自分の財産も成長できる(=増える)事が期待できる

私は、上の通り、20年程度時間をかければ、世界経済の成長に合わせて、自分の財産も成長できると考えています。

想像してみてください。日本でも20年前と比較して、現在の生活は、スマホやインターネットの登場、その他の様々な場面で便利になったと思いませんか?

  • ネットショッピングで、お店に行かなくても買い物ができるようになった
  • YoutubeやNetflixなど、TV番組以外の娯楽が増えた
  • 新幹線などが開通して、鹿児島や金沢、函館まで、早く行けるようになった

世界でも、まだまだ改善の余地はあるとは言え、20年前と比較して、貧困は減り、世界中から必要なモノを購入することができ、人口は増えてきました。

世界の経済が成長するということは、これを担う企業も成長するということですので、世界中の企業へ投資をすれば、自分の財産も増えていくことが期待できるのではないでしょうか?

実践の仕方

証券口座を開く

投資の実践にあたっては、まずは、証券会社に口座を開かなければなりません。銀行口座を開かなければ、預金ができないのと同じです。

インターネットを使える方であれば、楽天証券やSBI証券がおすすめです。取引手数料が安価ですし、変な勧誘も来ません。

証券口座は、無料で開くことができますので安心してください。用意するものは、運転免許証などの身分証明書、マイナンバーなどだけで、株式等を実際に買わない限り、お金を用意する必要すらありません。

投資資金をいくらにするか決める

20年間、他の用途に使えないことを前提に、それでも増やしたいお金かどうか検討します。

一般的には、結婚資金や教育資金、マイホーム購入資金などは、今後の人生の中で使う可能性が高いため、取り分けて起きます。これらとは別にお金を用意して、投資に使う金額を決定します。

世界経済に投資する

投資信託という商品だと、1日に1回しか値段が変動しないため、仕事中に株価などの変動に惑わされる心配がなくておすすめです。

上で紹介した「世界経済に投資ができる商品」とは、例えば、次のようなものがあります。

  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(世界中にある企業約8,800社に投資ができる詰め合わせセットのようなもの)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド

これらを証券会社のサイトから選んで、どのくらい購入するのか(100円分なのか、1万円分なのか、10万円分なのか・・・)を決めて注文します。大体、3日くらいすると購入した結果が、自身の証券口座に反映されます。

なお、一般的には、STEP2で決定した金額を複数回に分けて、ちょっとずつ購入していくことが良いと言われています。1回で大きな金額を購入してすぐに下がってしまった場合、一時的であっても損失が目に見えてしまうと、継続することが不安になるため、これを防ぐ効果があります。

もし、証券口座を開くことに抵抗がある場合は、以前お話しした、共通ポイント(楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Tポイント)を運営している各社が提供する、ポイント投資から経験してみてください。

それぞれ、会員登録をしている場合だと、ポイントを使って投資ができますので、ポイントが増えたり減ったりする体験ができます。

ポイントは、自分で稼いだお金とは違い、最悪、無くなっても損をした訳ではないため、比較的取り組みやすいのではないでしょうか?

まとめ

旅の資金を「稼ぐ」ということで、私の投資に対する考え方を紹介しました。

読者の皆さんが実際に投資を行うかどうかは、ご自身での判断になると思います。色々と自分で調べた上で、納得するなら投資し、納得できないのであればやめておいた方が良いとさえ思います。

ただし、自らの可能性を狭めることなく、「こういう方法もあるんだ〜」といった程度に心にとどめておいて頂けると嬉しいです。

「明日から一緒に旅に行かへん?」

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